アイロンビーズ制作で誰もが苦労するのはアイロンのかけ方だと考えます。
実際に作るまでは、アイロンかけるだけだから簡単じゃん!と思っていたのですが大きな間違いでした。
簡単だと考えていたアイロンのかけ方こそが成功と失敗をわけるのです。
たくさん失敗してわかった、アイロンビーズ(ダイソーミニアイロンビーズ)失敗しないアイロンのかけ方についてお伝えしたいと思います。
Contents
アイロンで溶けるビーズたち
そもそも、アイロンビーズはなぜアイロンをかけるとくっつくのでしょう?
ビーズはプラスチックで作られています。
ポリエチレンという素材でできていますよ。
アイロンビーズのポリエチレンは熱を加えると溶けていくのです。
室温より高いくらいから、ジワジワと溶け始めます。
35度前後くらいかな?
熱が強くなるに連れ、どんどん柔らかくなり終いにはドロンとしたカタチのないものになってしまいます。
アイロンビーズの場合、ドロンとなってしまっては困りますね。
カタチがなくなってしまうから。
私たちが作るアイロンビーズは、熱で程よく溶かし、溶けたビーズ同士が冷めるときにくっついて好みのカタチを作ります。
アイロンビーズ アイロンのかけ方
ビーズのカタチを残しつつ、程よく溶かしくっつける、、、
この「程よく」が難しいのですよね。
アイロンの温度は一般的に120度くらいと言われています。
家庭用アイロンでは「中」というところですね。
温度を測ったはことありません。
アイロン「中」でかけても、なかなか上手くビーズが繋がるものではありませんでした。
失敗例をご紹介しますので参考にされて下さい。
アイロンはご家庭にあるもので構いませんが
ハンディタイプのアイロンがめちゃくちゃ使いやすいです。
これから新たに購入される場合はおすすめです!
(アイロンビーズにはスチームは使いません)
弱い圧を加えて7秒
アイロンが崩れることを恐れ、弱い圧を加え10秒程当ててみました。
調べたら10秒くらいと書かれているものが多かったのです。
これはミニアイロンビーズですが、10秒圧をかけるとビーズが溶けてペッチャンコになってしまいました。
かわいいけどアイロンビーズとは言えない!
圧を加えず10秒
圧をかけず、アイロンを置きっぱなしで10秒放置してみましたが、これも上記と同じ結果でした。
アイロンを置くだけで、熱が伝わりすぎるんですね。
圧を加えず6〜7秒ゆっくり動かす
圧を加えずに、6〜7秒アイロンを満遍なく動かしてみした。
おっ、いい感じにできたかな?と思ったのですがアイロンシートをはがす際、ボロボロと崩れていきました。
特に中心部、ビーズ数が少ない場所はボロボロ壊れやすいです。
その後、秒数を細かに変えたり
アイロンの当て方を変えたり
何度も何度も失敗しながら、ようやくダイソーのミニアイロンビーズに合ったアイロンのかけ方を見つけ出しました。
アイロンを失敗しない方法
今回見つけ出したアイロンのかけ方は、ダイソーミニアイロンビーズでの方法となります。
ビーズのメーカー、種類によって多少の異なりがあることをご了承下さい。
・アイロン温度を「中」に届くほんの少し手前に設定します。
・アイロン中央でビーズ全体を覆うようにのせる
・圧がかからないように、ビーズ全体に円を描くようなイメージでアイロンそーっと動かす(10回転ほどぐるぐる回す)
・ビーズの外側を、同じく圧がかからないよう、そーっと撫でるように5~6回往復させる
・数回にわけ、外側に満遍なくアイロンを当てていく
・外側が終わったら、アイロンが当たっていない中心部にも同じようにアイロンを当てる
・細かな部分、くっつきが不安な部分は、さらに5回(5撫で)ほどアイロンを当てる
・裏側も同じ工程でアイロンをかける
ただし、撫でる回数は表の半分くらいでよいです。
アイロンシートを剥がすときは、くれぐれもゆっくりと!
1個、2個取れている場合がありますので、アイロンシートをゆっくりと剥がしながら様子をみてください。
もし、外れているビーズがあれば再度アイロンシートを被せて、その部分だけアイロンを当ててください。(5撫でくらい)
この方法でアイロンをかけると、穴を潰すことなくキレイに完成させることができました。
ようやく失敗しない方法を探し出せたのです。
いやー、嬉しかったですね!
ちなみに、ダイソーのアイロンビーズもアイロンのかけ方は基本同じです。
ただ、ビーズが大きいので当たる(撫でる)回数を増やして大丈夫です。
ビーズが大きいため、溶けぐあい(くっつき具合)がシートの上から見えるんですよね!
ビーズ一つ一つがペーパーにくっついたら大丈夫です。
見えにくい画像でごめんなさい!!
自分だけのオリジナル図案が作れる!
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アイロンのかけ方を失敗しない方法 まとめ
アイロンビーズ各メーカーや種類によって、多少の異なりはありますが、上記のかけ方を基本に撫でる回数を変えていただければ失敗しない方法です。
そんなに大きな大差はありませんからね!
アイロンビーズにアイロンをかける時に忘れてならないことは、
圧をかけず、ゆっくり撫でるようにアイロンを動かすこと!
これが失敗しない秘訣だと考えます。
アイロンビーズ 、アイロンのかけ方については多くの方が方法を紹介してくださっているのでそれぞれを参考にして、ご自分の方法を見つけてくださいね。
いずれにせよ、練習あるのみです!
この記事が、アイロンビーズのアイロンかけに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
アイロンのかけ方(アイロンビーズ)失敗しない方法!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。